【テレワーク】1年やってみて改善が必要なものを考える。(その②)【Web会議に必要なアイテム】
こんにちは! レドです!
今回も前回に引き続き、テレワークに必要なものを考えていきたいと思います。
因みに、前回は腰痛対策ということで、私が個人的にテレワークの最重要アイテムと考える机と椅子について、共有させて頂きましたので、併せて見て頂ければ嬉しいです。
さて、今回ですが、テレワークによってかなり普及してきた「Web会議」で改善が必要なものについて、共有したいと思います。
この「Web会議の改善」ですが、実は非常に奥が深くて、やればやるほどハマる沼のような性質もありますので、今回は、技術的なことにはあまり触れず、簡単にできることだけに限定して簡単に共有したいと思います。
知識の豊富な方からすればご意見様々あるかもしれませんが、そこは是非ぬるい目で見て頂ければありがたいです。
問題点
Web会議をやっていると以下のような事象が割と頻繁に発生しますよね?(^^;
- エコーがかかっているように聞こえる。ハウリングする。
- 画面が固まる。接続が切れる。
- 音声が途切れる。聞こえづらい。人によって声の大きさがバラバラ。
- 生活環境の音を拾ってしまう(インターホンの音や家族の声等々)
大半のケースが『インターネットの調子が悪い』とか『アプリの調子が悪い』という勝手な判断で片づけられてしまっている気がしますが、実は他にちゃんとした原因があり、ちょっとの工夫で案外快適になると思っていますので、1つずつひも解いてみようと思います。
原因と対策
エコーとハウリング
<原因>
・これはスピーカーとマイクが近い位置にある場合に発生することが多いです。
例えば、スマホをスピーカーモードにしている場合や、ノートPCのスピーカーとマイクを使って会議している場合等、スピーカーの音をマイクが拾ってしまうことで、エコーのように遅れて重なって聞こえたり、音が増幅しハウリングの原因となっているケースがあります。
・あと、ついやってしまいがちなのが、マイクを手で塞ぐ動作です。実はこれ手のひらの中で音がぐるぐる回ってしまうので、ハウリングを起こしやすいと言われています。
<対策>
・エコーキャンセリング機能付きマイクを使う。少々お高いですが、こういう機材を使うのは良い対策になります。
・ただ、自分ひとりで画面に向かって会議する場合は、イヤホンマイクやヘッドセットを使うだけで十分な対策になります。
・イヤホンマイク・ヘッドセットと言ってもどういうものを使えばいいのか悩む方にはiPhoneに付属していたEarPodsをオススメしています。実は持ってるけど使ってないという方も多いので、そういう方には何より無料でお試し頂けますし、正直なところ、中途半端なヘッドホンマイクを買うよりよっぽどマシだと思います。但し、EarPodsが使えないPCもあるので要注意です。
こちらはLightningケーブル版。iPhoneの付属品として持っている方も多いかと。
こちらは3.5mm版。昔のiPhone付属品ですね。(個人的にはコレが使いやすいです)
3.5mmをライトニングに変換するヤツ。iPhoneユーザーは1つ持ってると便利です。
iPhoneを充電しながら使いたい場合はこういう製品が便利です。
・因みに、他の人が発生源となっている場合は、確実に防ぐ方法というのはないです。
発言していない人はミュートにして貰うか、アプリの機能で強制ミュートにしてしまいましょう。
画面が固まる。接続が切れる。
<原因>
・真っ先に疑ってしまうのは回線が遅い(インターネットの状態が悪い)。
・その次にアプリの調子が悪い。これはソフトウェア事業者側に問題や不具合が発生している(よほどの事情でなければ特定は難しいです)
・ですが、意外にも実は自分のPCのスペック不足が原因だった!ということがあります。
<対策>
・本当にインターネットやアプリ等、提供事業者側に問題がある場合は基本的には復旧を待つか、他の提供事業者のものを利用するという手段しかないでしょう。
・提供事業者側の問題であれば、ホームページに障害に関する情報が掲載されているかもしれません。
・一旦会議を抜けて、接続し直すという手段がありますが、これで案外復旧したりしますので、試してみる価値は十分にあります。
・ただ、なんかいつも俺ばかり調子が悪いんだよな…という方は、1度Web会議中にPCリソース(CPU/GPU/メモリ等)の利用状況をチェックしてみましょう。使っているPCやスマホ、インターネット回線などを見直したほうが良いかもしれません。
音声が途切れる。聞こえづらい。人によって声の大きさがバラバラ。
<原因>
・基本的には相手方のマイクや機材若しくはインターネットの問題であることが多い
・稀に自分のイヤホンやヘッドホンの接触が悪い場合もある
<対策>
・相手方に再度接続し直してもらうとか機材を変えてもらう。
(いつも音声品質が悪い人にはちゃんと指摘してあげたほうが親切だと思います。)
・自分の機材の接続状態を確認する。
・声の大小だけの問題(やたら声のデカい人と蚊の鳴くような声の人が同居するような会議)であればボリュームをこまめに操作するだけで多少快適になることはあります。
手元で音量を調節できる機材を付けることで、好みの音量に簡単に調整ができるようになり、耳へのストレスが少し緩和されます。
生活環境の音を拾ってしまう
<問題>
・救急車やさおだけ屋のような一時的な騒音
・近隣隣での工事によって1日中騒音が鳴り響いている。
・子供の声や家電(洗濯機等)の動作音等、生活雑音が入ってしまう。
<対策>
・PCでWeb会議をされている場合、Krisp(クリスプ)というソフトを使うことで大幅な軽減が見込まれます。
私も使っていますが、毎週120分まで無料のプランもあるので、先ずは無料で試してみることをオススメします。
・単一指向性のマイクやヘッドセットを使う
見た目がちょっと気になるのであまり好みではありませんが、口元の音を確実に拾い、それ以外の雑音を軽減するという観点ではそれなりに効果があります。
・トイレ、クローゼット、マイカーに籠る
音はドア1枚でもかなり減衰しますので、最悪は会議のタイミングだけ家の中のどこか隔離されたスペースやマイカー等に籠るという手もあるかと思います。但し、映し出される映像と熱中症には要注意です(笑
・会議の時間帯を変える/発言はチャットで
ある決まった時間帯だけどうしてもNGという場合は、会議相手と相談のうえ、会議の時間を変えてもらうというのも手でしょう。
また、発言NGの状態(移動中)で会議をした経験がありますが、参加者にはご不便をお掛けしつつも、何度かコメントする程度であれば、チャットでなんとか乗り切れましたので、許される会議であればそういうのもアリかと(笑
・家族等の協力を得る
ある程度の生活雑音はヘッドセットで多少軽減できると思いますが、時には家族の理解を得て協力してもらうことも必要かもしれませんね。
まとめ
Web会議上の不具合というのは相手方の環境に依存するケースも多いので、ひとりで全てを解決することできませんが、ちょっと何かを取り入れるだけでもかなり快適に使えたりするので、この内容が何かヒントになれば幸いです。
昨今、相手方への聞こえ方はその人の印象に直結されるケースが多いように感じますので、程々の環境整備と、日ごろのちょっとした気遣いが大事ではないかと考えます。